「小顔になりたい」「エラが張り出しているのがイヤ」という理由で、顔面輪郭の改善を望まれる患者様は少なくありません。
エラが張っている原因は、下顎骨が張り出している状態や筋肉(咬筋)が厚くなっている場合など様々です。
このうち、筋肉によってエラが出ている場合は、小顔形成注射が効果的です。
咬筋に注射することにより筋肉の収縮がブロックされ、奥歯を咬んだときにもエラの部分が膨れなくなります。
さらに筋肉は使っていないと委縮(廃用性委縮といいます)して薄くなっていくので、徐々にエラの部分のボリュームが少なくなっていきます。
1 | マーキング
座ったご状態で、奥歯を強く噛んでいただいて、咬筋が張り出している部分をマーキングいたします。
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2 | 麻酔
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3 | 注入と手術終了
エラ(咬筋)の部分に片側3ヵ所程注入しますが、数分で終了いたします。
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手術時間 | 5分程度 |
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傷跡 | 目立ちません。 |
入院 | 不要 |
通院 | 不要 |
麻酔 | 麻酔クリーム |
施術時間 | 5分程度で終了いたします。 |
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傷跡 | 極細の針を使用した注射だけですので、皮膚にキズはできません。 注入時の針穴の部分が赤くなりますが数日間で消失いたします。 |
麻酔 | 注入の30分程前に麻酔クリームを塗布、ご希望の方には麻酔テープを貼付します。 |
入院 | 必要ありません。 |
通院 | 必要ありません。術後何か気になることや、問題が生じて処置が必要な際には適時診察させていただきます。 |
入浴・ シャワー |
当日からOKです。 |
メイク | 当日からOKです。 |
その他 | 妊娠中のかたは、時期によっては手術を受けることができません。 |
Q:咬筋に注射をしてしまうと、食べたモノを噛むことができなくなってしまうことはありませんか?
A:はい、大丈夫です。食べたモノを咀嚼する際に使用される筋肉は4種類ありまして、咬筋の他に側頭筋、外側翼突筋、内側翼突筋があります。(開口運動に関わる筋肉として顎二腹筋、オトガイ舌骨筋、顎舌骨筋の3種類を含める場合もあります)
咬筋の作用が弱くなったとしても他の筋肉による代償作用がありますので、食事や会話などの日常生活に支障が出ることはありません。
Q:小顔形成注射をすると、すぐにエラは小さくなるのですか?
A:いいえ、ある程度の時間がかかります。
小顔形成注射は筋肉と神経の間に作用して筋肉の動きをブロックいたします。
注入してからブロックの作用が表れるまでに数日間かかりますが、さらに筋肉が廃用性委縮を起こして小さくなるのはその後になります。
実際には注入して2~3日後に強く奥歯を噛んでもエラの部分の膨らみは少なくなり、1~2週間後に顔がホッソリしたご状態になってまいります。
Q:周りの友人・知人にバレないように、エラを小さくしたいのですができますか?
A:小顔形成注射では、注入薬液の量は片側1.5mlと非常に少ないので、注入直後から目立った腫れはありません。
まれに軽い内出血が出ることがありますが、注入したその日からメイクOKですので、もし内出血した場合はファンデーションやコンシーラ等でカバーメイクしてください。
また注射の効果は少しずつ徐々に表れますので、毎日顔を合わせる相手にも気付かれにくい経過をたどります。
以上のことから小顔形成注射は、周囲の人に気付かれにくい方法といえるでしょう。
手術名 | 金額(税込) |
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小顔形成・エラボトックス (アラガン社製) |
88,000円 |
小顔形成・エラボトックス (NABOTA) |
44,000円 |