鼻

ワシ鼻(ハンプ)削り

理想的でスムースなノーズラインを形成いたします

鼻は立体的な構造をしていますが、鼻スジを構成している要素として、上の方(額側)1/3は鼻骨、下の方(鼻先側)2/3は鼻軟骨になっています。この鼻骨と鼻軟骨の間のつなぎ目の部分は多少段差があり、ハンプと呼ばれる盛り上がりがあります。ハンプが強い場合には、横から見たときに鼻の中央部が前方に突出したワシ鼻という状態になり、男性的でキツイ印象になります。この場合はハンプを削ることによって、スムースなラインを得ることができます。手術は鼻の穴から行ないますので、皮膚にキズはできません。静脈麻酔や全身麻酔を併用することにより、眠った状態で手術を受けることも可能です。鼻スジにある突出したハンプが気になるかたは、カウンセリングにご来院されてみてはいかがでしょうか。

こんな方にオススメです

  • ノーズラインを整えたい
  • 皮膚にキズが付くのはイヤ
  • 鼻スジにあるハンプを取りたい

ワシ鼻(ハンプ)削りの手術法

  1. 片側の鼻の中からアプローチします。
  2. 鼻根部に向かって皮下深層の剥離を進めます。
  3. さらに剥離を上方に進め、鼻骨骨膜下を剥離いたします。
  4. ハンプ下方の軟骨部分も突出している場合、出っ張っている軟骨を切除します。
  5. ハンプ上方の鼻骨突出部分を削ります。
  6. ハンプの程度が強い場合、削る量が多いと鼻スジが無くなって平らになってしまいます。その場合には、この段階で薄いプロテーゼまたは耳介軟骨を挿入いたします。また鼻骨の基部が太いかたは、整鼻術(鼻骨骨切り術)によって、鼻根部を細く整える処置を併用することもあります。
  7. 止血を確認した後、皮膚を縫合して終了です。

手術のポイント

  • 鼻の穴の中からの操作になるため、皮膚にキズはできません。
  • 手術後はテープによる固定を行ないます。腫れと内出血を最小限にするため、3日間程度テープを貼って固定いたします。
  • テープはご自宅ではずしていただけますが、ご心配なかたは来院されて、こちらではずしてもOKです。
  • ハンプが大きい場合や、削る程度が強いケースでは、鼻スジが太くなってしまうことがあります。その場合は薄いプロテーゼか耳介軟骨を挿入いたします

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“エーブ クリニック”のこだわり

その1 カウンセリングを重要視/dt>

鼻は立体的な組織なので、正面からだけではなく、いろいろな角度から見てバランスの良い状態に保たれていることが重要です。とくにワシ鼻はハンプが突出した状態ですので、鼻を正面から見ても、その程度を正確に知ることはできません。様々な角度から診察して、突出しているハンプを削る程度・範囲を、術前に正確に把握しておくことが必要です。ご希望により術前に画像によるコンピュータ シミュレーションを行なうことで、(⇒「シミュレーション」のページをご覧ください)術後の理想のノーズラインをイメージすることができます。“エーブ クリニック”では、手術適応を決定するための術前カウンセリングをとても重要視しています。

その2 効果的な手術方法

ワシ鼻改善のためのハンプ削りは、削る程度・範囲を適切に判断する必要があります。程度が強いかたの場合は、広範囲にハンプを切除しないと部分的にハンプが残ってしまいます。しかし効果を得るために大きくハンプを削ると、鼻スジが無くなって広く太い鼻になってしまいますので、耳介軟骨やプロテーゼによる隆鼻術を併用する場合があります。また鼻骨の基部が太いかたは、整鼻術(鼻骨骨切り術)によって、鼻根部を細く整える処置を加えることもあります。それぞれのご状態に合わせて、効果的な手術を行なうことが重要です。

その3 安心の無痛麻酔

“エーブ クリニック”では、麻酔科専門医の資格を持つ院長が責任を持って手術・麻酔を行ないます。鼻の手術のときには、鼻の皮膚にいきなり麻酔の注射をするのはとても痛いので、左右の頬にブロック麻酔(三叉神経第2枝:眼窩下神経ブロック)を併用することで楽に手術を受けることができます。また特に痛みに弱いかたや手術が怖いかたには、手術中に眠っていただくように、静脈麻酔で行なうことも可能です。

麻酔について

診療の流れ

STEP1 予約
お電話0120-558-896もしくはご予約専門フォームよりご予約をお取りください。
STEP2 受付
予約いただいた受診日にご来院ください。受付でご要望をお伺いいたします。
STEP3 カウンセリング
院長が責任を持ってカウンセリングをいたしますので、お聞きになりたいことを何でもご相談ください。鼻のご状態を診察した後、的確な診断のもとに、患者さまのご状態に合った手術方法をご提案いたします。
STEP4 デザイン
手術する部分、ハンプの位置と削る範囲を正確にマーキングいたします。
STEP5 麻酔
鼻の手術の場合、麻酔はブロック麻酔(三叉神経第2枝:眼窩下神経ブロック)を併用した局所麻酔で行ないます。特に痛みに弱いかたや恐怖心の強いかたは、手術中眠ってしまう静脈麻酔で行なうこともできます。
(⇒「麻酔」のページをご覧ください)
STEP6 手術
手術中は目を軽く閉じてリラックスしてください。術野である鼻の部分以外は、布で覆ってしまいます。起きていて意識のある状態が辛いかたは、静脈麻酔で行なうほうが良いでしょう。
STEP7 固定
手術部位が安定するように、テープで丁寧に固定いたします。
STEP8 リカバリー
静脈麻酔を受けられたかたは、手術後リカバリー室のベッドでお休みいただきます。30分~1時間程お休みになればお帰りになれます。
STEP9 術後カウンセリング
ご帰宅されてからの注意をご説明し、次回来院日のご予約をいたします。術後通院日以外でも、何か気になることや問題がある場合には、適時診察させていただきます。

手術に関して

施術時間 1時間程度で終了いたします。
傷跡 手術操作は鼻の穴の中から行ないますので、皮膚にキズはできません。
麻酔 局所麻酔(ブロック麻酔併用)または静脈麻酔(手術中眠ってしまう麻酔法)のどちらかを選択できます。

麻酔について

入院 必要ありません。
通院 術後7~10日後にキズを縫合している糸を抜糸いたします。その後は、術後1ヵ月と3ヵ月に定期検診を行ないます。(術後3~5日にご自宅で固定のためのテープをはずしますが、ご自分で処置をするのが心配なかたは、来院されてこちらではずすこともできます。)
検診日以外でも、何か気になることや問題がある場合には、適時診察させていただきます。
入浴・シャワー 当日からOKです。傷口を濡らさないようにしてください。
メイク 当日からOKです。(テープ固定部位は除く)
その他 手術後1ヵ月間は鼻を強く押したり、こすったりしないようにしてください。
日焼け・強い紫外線に当たらないよう気を付けてください。
妊娠中のかたは、時期によっては手術を受けることができません。
 

料金

手術名 料金 モニター募集
ワシ鼻(ハンプ)削り 352,000円
※料金表記につきましては、税込表記となっております。

よくあるご質問

Q:手術後の腫れはどの程度ですか?
A:単純にハンプを削るだけのワシ鼻の手術の場合、術後の腫れは通常1週間程です。耳介軟骨やプロテーゼによる隆鼻術を加えた場合でも、腫れは同じように1週間程度になります。鼻根部が広いワイドノーズに対して鼻骨骨切り術を併用する場合には、腫れる期間は長くなり2~4週間程です。しかし皮膚表面にキズができることはないので、腫れはメイクでカバーすることが可能です。
Q:ワシ鼻と鉤鼻はどのように違うのですか?
A:鼻を横から見たときに、中央部がハンプによって盛り上がり、段差になっている状態を段鼻(だんばな)といいます。鼻スジがなだらかに盛り上がって、鼻先が下方に向いている状態が鉤鼻(かぎばな)です。元来は鼻背部が隆起して鼻先が下がり、鷲のクチバシのような状態をワシ鼻と呼んでいたので、鉤鼻と同様に用いられることもありました。しかし一般的には、ハンプのある段鼻の状態を、ワシ鼻ということが多いようです。
Q:他院でワシ鼻と言われましたが、ハンプを削るだけで良くなりますか?
A:ワシ鼻は人によってその状態・程度が異なります。軽度のワシ鼻でしたらハンプを削るだけで良い形体を得ることができますが、中等度~重度の場合にハンプを大きく削り過ぎると、鼻スジが無くなってしまいますので、軟骨やプロテーゼによる隆鼻術を行ないます。また鼻根部が広いワイドノーズを合併しているかたは、鼻骨骨切りによる整鼻術が必要になるケースがあります。ご希望の鼻の形になるためにはどのような手術法が必要であるかを、術前に確実に診断しておくことが重要です。術後のイメージを予測するために、コンピュータによるシミュレーションをすると良いでしょう。(⇒「シミュレーション」のページをご覧ください)
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